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オーストリア・ハンガリーの旅
保健・栄養・体操と音楽のくつろぎの旅



松山祐士
放送,舞台,レコード,CM,体育関係等の作曲に従事。

冷たいみぞれ模様のオーストリア・ウィーンに行って,
このほど帰って来ました。2001年12月7日(金) ,ウィーン楽友協会ホール
(黄金の間)で開催された,ベートーヴェン生誕231年,祝祭コンサート(Zum 231.
Geburtstag Ein Fest fur Ludwig van Beethoven, Musicverein, Goldenen Saal)。
曲目は,ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」(マーティン・ケルシュバウム指揮のウィーン・
ベートーヴェン・フェスティバル・オーケストラ) と,ピアノ・ソナタ 「熱情」(ピアノ・杉谷昭子)でした。

お手伝いや,諸々の雑用も含めて,御当地の旧知の皆様
(ポンのベートーヴェン・ハウスの館長,H. Dr. M. ラーデムブルガー博士,
ウィーンのベートーヴェン記念館館長,H. J. カッシュール氏,デュッセルトルフ在住の
日本人学校校長,岡田裕氏 (杉谷昭子先生のご主人) ,現地の演奏家の方々との交流をして参りました。
 
他日,ウィーンのオペラ・ハウスで 「くるみ割人形」,
ハンガリーのブタペストでこちらのオペラ・ハウスなど,
ベートーヴェンゆかりの各地を見学するなど,有意義な時間帯をもつことが出来ました。

同じ曲目を,日本で聴く場合と,ベートーヴェンの活躍の場であり,
終焉の地でもあるご当地で味わう印象は,全ての条件が異なるので,ひと口では
申し上げられませんが,音楽の楽しさ,偉大さ,そして人類共通の財産である芸術性を,
目の当たりにすることができたことは,演奏技術を超越した,深い意味合いを感じざるをえませんでした。

ヨーロッパ音楽の伝統と,歴史の深さを痛感しています。
今後の活動の一つの糧にするべく,今後とも努力したいものです。

以下,その折のスナップ写真をご紹介します。



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