m-pine-m.com

オンラインショッピング


Do the HULA HULA Y
フラ・ソング名曲の世界 第6巻 本体3,524円+税

注文する


白石信編著 Do the HULA HULA 1〜6・・・ハワイアン・ルネッサンスという波が押し寄せて以来,概してハワイのロコ・ミュージシャンは,ハパ・ハオレ・ソングに対し,拒否に近い感情で遇して来た。
 それはハワイ王朝を滅ぼし,ハワイから略奪をくり返して来た白人に対しての敵愾心からだったろう。 「ハワイ人の作ったハワイ語の歌をハワイ人が歌う」―をモットーとしていたことは良いことかも知れないが,その結果ハワイアン・ミュージックが,アメリカの一地方であるハワイ州内での地方音楽と化して,スケールが小さくなって来ているのは事実である。
 昔はハワイアンの曲を,スチール・ギターでとか,オーケストラでとか,いわゆるインストルメンタルでレコード化するのが通常であったが,今ではそれは皆無に等しい。メロディ自体が短いし,同じようなメロディ・ラインが氾濫していて,つまらないものが多いからだ。それは素人作曲家兼演奏家の自作自演が多数を占めている事によるだろう。勿論高く評価すべきものも多々あるが,それでもハパ・ハオレ・ソングを量産したプロフェッショナル作家のテクニックには及びもつかない。ハワイ音楽の良さを巧みに取り入れて,山あり谷ありと緩急自在にメロディを創っていった,ハパ・ハオレ・ソングの作曲家たちの作品を今こそ見直すべきではないだろうか。・・・
白石 信 Do the HULA HULA 6
「第6巻刊行に当たって」より抜粋






曲目リストへ


ホーム